バナナの秘密!色違いで栄養素も違う?

国連食糧農業機関によると、バナナは世界で一番輸出量の多い果物です。

2018年度の日本のバナナ輸入量は約1,002,849トンです。第2はパイナップルで、約158,993トンです。

今日はバナナの秘密を紹介していきます。

バナナの甘さ

バナナの糖質は、ブドウ糖、果糖、ショ糖などいろいろな種類を含んでいます。果糖はバナナの糖質の中でもっとも多く含まれています。ブドウ糖に比べると、果糖の吸収は遅い性質があります。

ブドウ糖は脳を働かせる唯一のエネルギー源です。成人の脳は、1日におよそ120gのブドウ糖を消費するといわれています。ブドウ糖が不足すると脳はエネルギーを作れなくなり、思考能力が低下します。

疲れたときに甘い物が欲しくなるのは、脳がブドウ糖を欲しがっている証拠です。

低カロリー

バナナ1本(約100g)のカロリーは86kcalです。これはご飯1杯(150g)の252kcalや食パン1枚(80g)の211kcalより低い値です。

低カロリーである一方で、炭水化物やタンパク質の他、ビタミンB群、葉酸、またカリウム、マグネシウムといったミネラル等の栄養素がバランス良く含まれている優れた果物なのです。

ダイエット時には特に不足しがちな栄養素が豊富なので、ダイエット向きの食べ物といえます。

栄養

アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、中くらいのバナナ1本に含まれるカリウムは422mg。1日のカリウム推奨摂取量のおよそ12%にあたります。

私たちの身体がちゃんとはたらくためには、たくさんのカリウムが必要になります。カリウムはミネラルのなかでも水に溶けて電気を通すタイプ(電解質)。筋肉の収縮や神経のはたらきを助けています。

カリウムが足りないと、高血圧と腎結石のリスクがあがってしまいます。カリウムをたくさんとると、血圧が下がり、脳卒中のリスクも低下するという研究結果が出ています。

カリウムは、心臓の負担になる過剰なナトリウムを尿の中に排出する作用を助けるので、心臓に与えるダメージを減らします。

腸に働く

中くらいのバナナ1本には、食物繊維が3g(1日推奨摂取量のおよそ10%)含まれます。腸内の善玉菌(プロバイオティクス)を増やしてくれる発酵性の食物繊維の一種、プレバイオティクスも入っています。このような有益な微生物は、消化を助け、風邪の治りを早めてくれます。

バナナの色違い

スーパーなどで売ってるバナナは青色か黄色で茶色くなってると値下げ対象になったりしてますよね。

そんなバナナですが、色によって栄養素が違う事はあまり知られていないかも知れません。

青色バナナ

まだ熟していない青色バナナの栄養素についてお知らせします。

青色バナナは、レジスタントスターチ(難消化性デンプン)が多く含まれています。レジスタントスターチとは、糖質であるにもかかわらず、食物繊維と同じような働きをします。

小腸内で消化されず大腸まで届き、腸内細菌のエサになります。食物繊維を摂った時と同じように腸内で善玉菌を増やす働きがあるとされています。その結果腸内環境を整える効果が期待できます。

レジスタントスターチは善玉菌の餌になるため、菌を一緒に摂取すればより効果が発揮されます。

乳酸菌食品の味噌、醤油、ヨーグルト、お酢、ぬか漬け、キムチ、納豆、チーズなどになります。生のままのバナナと合わせて食べるとなると、ヨーグルトが食べやすいですね。

黄色バナナ

ビタミンB2、B6、ナイアシン(ビタミンB3)を含みます。これらのビタミンは代謝をアップさせ、美肌づくりのカギとなります。

これらのビタミンは他の果物にも含まれますが、含有量とバランスは黄色バナナが特に優れています。

バナナは身近な食品のなかで、抗酸化作用が最も高いことが研究で明らかになっています。今まで時間とともに増える活性酸素に対抗しつつ、新しい肌をつくる手助けをします。

茶色バナナ

茶色い斑点が出てくるバナナ。

この斑点=シュガースポットには、リン脂質という果物ではほとんど含まれることのない珍しい物質が含まれています。リン脂質にはいくつかの種類があり、よく知られていものがレシチンです。

レシチンなどのリン脂質が不足すると、細胞膜の正常な働きを保つことができなくなったり血管にコレステロールがたまるなど、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病につながる症状を引き起こします。

保存方法

保存方法は、まず包装してある袋から出し、直射日光の当たらない14~20℃くらいの風通しのよい涼しい場所にバナナスタンドなどにつり下げて保存する方法です。

つり下げて保存する事により、バナナの重みで痛むのを防ぎます。

バナナスタンドなど吊り下げ保存が出来ない場合は、袋から出した後、カーブしている部分を上にして山型に伏せて置くと良いでしょう。

バナナの房は仰向けに置くと、房全体の重みで下の部分がつぶれるため痛むのが早くなります。

夏の保存

夏の暑い時期は、冷蔵庫の野菜室での保存が良いでしょう。好みの熟度になったバナナを、新聞紙とビニール袋で包んで野菜室での保存。

冷蔵庫の温度が低すぎたり、長時間保存してしまうと、低温障害により皮が黒くなってしまいます。

バナナを冷凍庫で保存するときには、好みの状態に熟してから皮をむき、1本ずつラップに包んで冷凍庫に入れましょう。冷凍庫から出して自然解凍するのは向いていません。

元の状態よりも柔らかくなりすぎてしまいます。そのまま食べたりジュースの素材などにしない限り、冷凍保存はあまりおすすめできません。

冬の保存

バナナは13.5℃以下になると熟成が止まってしまいます。冬場は気温が下がりますので、比較的暖かい場所で袋に入れたまま保存するのがおすすめです。

最も室温が下がる夜間は、高い所や風の当たらない場所で、新聞紙や毛布などに包んで保存するのがおすすめです。

まとめ

カロリーも低く色の違いで栄養素が変わるバナナ。自分の気になる栄養素をうまく補えるように食べていきたいですね。クマはバナナとヨーグルトとハチミツの3点セットで食べるのが好きです。

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